2年目の経理・財務部員が今後のキャリアを考える
ジャケットもネクタイも邪魔に感じる熱気。夏が顔を覗かせている。
暑さを感じると同時に、社会人としての1年の終わりを感じる今日この頃。
財務部に配属されるまでは、
怒号が飛び交う職場なんだろうな
とか
何だかんだ残業代がでないんだろうな
とか
何だかんだ飲み会で裸になるんだろうな
と不安でいっぱいだった。
が実際は温厚な人ばかりで何も心配はいらなかった。
ひとしきり落ち着いて満足してしまうと、次なる心配が押し寄せてくる。
今この仕事を継続していった先にどんな自分がいるのだろうか、ということ。
課長こそがまさに、この職場でキャリアを積んでいった先である。
・日々の支払いのチェック
・銀行から融資を受けるための資金繰り計画表の作成
・税申告書のチェック
・決算書類等のチェック
全てを理解してるものとして、スタッフが作成した成果物を確認するのがメインの仕事である。
一方で自分は
仕訳を入力したり、送金したりとAIに取って代わられそうな薫りがプンプンする作業を行なっている。
数年かけてこの地味な作業を継続していった結果として、社内のあらかたの取引内容を理解しチェックできる立場(管理職)になれる、ということなのだろうがテンションは上がらない。
やっぱり何かを生み出したいし、
何なら「そんな作業を人力でやるなんて無駄、無駄、無駄ぁ」とゲス顔でAIを駆使して簡単な作業を一掃していく側に回りたい。